Bar
Sakoh。ご主人の名前がそのまま屋号になっている。酒向で「さこう」と読む。まさしくこの業界にはもってこいのお名前。いかにも、酒と対峙し、酒と我とのありかたを常に模索し、風貌もヒンドゥーの修行僧のような・・・感じではまったく無い。お酒をこよなく愛していることは、間違いなく一目で分かる(?)。まーるいのだ。そこがまた安心感を感じさせてくれる。カクテルコンペティションでは数々の戦歴を誇る、そうだ。が、お顔もからだもま〜るく、ニコニコ、お話もなぜかま〜るく感じられ、そんな戦歴をひけらかす御仁とは確実に一線を画す。いやいや楽しいバーである。8丁目で少し離れたところにある。私が行く頃には周りは真っ暗。「まだやっているかなぁ」と思いつつ「酒向」の看板が小さく灯っているとホッとする。いい佇まいの、いいバーである。