「天気晴朗なれど 波高し」

神戸サンボアサンボアバー|SAMBOA BAR-北新地/銀座/浅草/神戸

神戸にサンボアを!サンボアの発祥の地である神戸に、再びサンボアを! 

1918年創業以来、サンボアは神戸の街に愛されてきましたが、大正14年に大阪・北浜、昭和3年に京都・蛸薬師に広がっていきました。
神戸、大阪の街は戦火に焼かれサンボアの灯は一時街から消えました。京都も昭和20年8月5日に「家屋疎開」により今の三条寺町に移転8月15日を迎えます。間もなく京都は営業を再開、21年に北浜のサンボアが今のお初天神の裏に北サンボアとして再開、22年に堂島サンボアが現在の地に再開。

さて、神戸はというと、創業の地、花隈(実際は北長狭通6丁目)のサンボアのその後は不明。創業者である岡西繁一が昭和8年に神戸・三宮にサンボアを開業するもそこを任されていた堂島サンボアの創業者・鍵澤正男がこれも岡西が作った大阪・中之島のサンボアを買い取り、独立したため翌年の昭和9年に廃業。終戦を迎え昭和27年に、岡西の手引きで京都の中川が神戸朝日会館にサンボアを開業。1年後に大阪・南に南サンボアを開業(昭和26年)していた正男の実弟、鍵澤時宗が経営を引き継ぐことになります。29年より大衆的なバーにということでサンボアを改名、「コウベハイボール」が誕生しました。後に名物マスターで神戸の街に愛された河村親一氏が、後を引き継ぐことになり、昭和29年、1954年にサンボアは神戸の街から消えていきました。そのサンボアの後を引き継いだコウベハイボールも1990年にビルの改築とともに勇退しました。

以来、67年ぶりにサンボアが神戸に帰ってまいりました。「神戸サンボア」の船出は2021年4月26日、のはずが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言のもと休業を余儀なくされました。6月21日に営業を再開するも現在また休業中です。まさに「天気晴朗なれど波高し」です。思えば1918年、サンボア開業の時はスペイン風邪が世界を席巻していました。翻って考えると「波高し」はまさしくサンボアらしい船出ではないでしょうか。新生「神戸サンボア」も歴史の波の翻弄され、呑み込まれるほど長く神戸の街に愛されることを願い、今は自粛です。

また皆様の元気なお顔に出会えることを楽しみに致しております。9月にお会いいたしましょう。